鋳物とは、溶けた金属を鋳型に流し込み、冷えて凝固させて取り出した製品のことを言います。いろいろな形状のものを大量に造ることができ、仕上がりも一体感・重量感のある綺麗な製品を造ることができます。

溶かす金属によって特徴が異なり、材質としては鋳鉄・超合金・チタン合金・アルミニウム合金などがあり、当社では銅合金を造っています。銅合金の中でも鉛レスの製品を水道部品で取り扱っています。

鋳物の歴史は長く、ずいぶん昔から作られています。例えば、奈良の大仏様。大仏様は金属を用いて鋳造によって造られています。

また、江戸時代では茶道で利用する茶釜なども鋳造によって造られていました。

その技術は形を変えながら現在に至っています。